ダミー
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いつき としあき 1932年(昭和7年)1月徳島県生まれ 
中央大学法学部卒 産経新聞販売部長
(株)恒陽取締役から76年に
「選択」創刊2年目の選択出版の専務就任 
経営の安定を確立して95年4月に退社 
97年5月まで顧問



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2004年、雑誌ジャーナリズムの根幹にかかわる重大な問題が露見しました。
雑誌「選択」を巡る厚生労働省汚職です。
雑誌「選択」の持つ影響力を背景にして、「選択」の広告営業部門を一手に担う選択出版の子会社「選択エージェンシー」が、厚生労働省職員に賄賂を贈って不当に仕事を受注し、法外な利益を得ていたという事件です。
この問題に対する当の「選択出版」の対応は、選択出版の最高責任者が書いている「裏通り」というコラムでしか窺い知ることができませんが、その言わんとしていることは「子会社がやったこと」の一言で済ませているというに尽きます。
雑誌ジャーナリズムの重要な存在意義に鑑みれば、雑誌「選択」を巡る厚生労働省汚職にからむ税金からの不当な受益を看過すべきではなく、考え続けなくてはならない事柄です。
厚生労働省の職員の問題というのではなく、それと組んで不当な金儲けをした「選択」側からの問題、つまり、メディア、雑誌ジャーナリズムの側からの問題としてこの問題は問われつづけなくてはならないことなのです。
「エルネオス」では、この問題が露見し始めて以降、他のメディアに比べてより積極的に関連記事を掲載して問題提起してきました。
記事への問合せも多くありましたが、中でも、定期購読者以外から問合せが多かったのが、ここに掲出する選択出版元専務・伊月利明さんの手記でした。今でも、特にメディア関係者から問合せがあります。
それならば、ジャーナリズムに携わる人たちに共に考えていただこうと、記事のすべてを掲出することとしました。
参考までに、手記第1回を掲載した本誌2004年8月号の編集後記には、次のように書きました。

◆目次ページの題字横の『メッセージ』を改めてお読みください。雑誌発行には使命があります。その使命を果たすことで、読者の皆様の情報感度をより鋭く研ぎ澄ますことができれば、本望です。そんな雑誌づくりの競合誌が、高級情報誌としてすでに評価を得ていた雑誌『選択』でした。
◆同誌が、日本に予約購読制の情報誌ジャンルを定着させた功績は大きい。その『選択』が評価を裏切った事実は『エルネオス』にとって看過できません。この問題の重要さには、小誌であればこそ目を向けるのが使命だと考え続けてきました。今のような『選択』と同類に見られてはたまりません。
◆選択出版の伊月利明・元専務にお目にかかり、『選択』の草創期からの話をお聞きしました。手記の執筆をお願いすると、逡巡されつつお引き受けくださいました。30年も前の創刊当時の有料購読部数、10年目、20年目……。見せていただいた純増部数の毎月の克明な報告書から読み取れる販売努力には、頭が下がりました。年間売り上げ10億円達成を期に退社された『選択』の現状。無念さが行間ににじむのは当然でしょう。」
(市村直幸)
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